君を待つ私へのご褒美
うたた寝
私が我愛羅の任務の帰りを待つのはきまって居間のソファーの上。
「 ・・・・すまない。遅くなった。・・・・・・寝てるのか??」
聞こえてきたのは君の声。いつもは問いかけられたらすぐに答えるけれどこの時間はべつ。
「 ・・・・おいしい和食の店がある。行かないか??」
「・・・・・・・・・」
「寝てるみたいだな・・・・・・」
その言葉を言い終わらないうちに我愛羅は私を抱き上げてくれる。
「こんなところで寝ると風邪をひく・・・」
額に落ちてきたキスと優しい言葉に幸せを実感する。
この時間が私へのご褒美。
「ん・・・・・」
「起きたのか??」
「うん・・・・」
「あんなところで寝たら風邪をひく。」
「我愛羅にお帰りなさいを言いたくて待ってたらいつのまにか寝ちゃった・・・」
本当は寝てないけど・・・・・・私が我愛羅にしてる唯一の隠し事。
「そうか・・・・・・今日は外で食事をしよう。」
君の顔が少し嬉しそうにみえたのはきっと自惚れじゃない。
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