デイダラが我愛羅様をさらったと聞いたのは誘拐の3日後だった。(任務だった)
バキさんからデイダラは暁にいる・・・と聞いたとき確信した。
私の知るデイダラはもういないことを。
確信すると同時に覚悟を決めた。
デイダラを殺す覚悟を。
それは愛のように美しい殺意(bleach煽り文より)
あたしは元岩隠れの忍だ。
私の持つ特殊能力は眼をあわせるだけで心中できるとゆうもの。
それゆえ利用され一族は死に絶え幼い私だけが残った。
けれど私の力を重くみた土影は私を処刑することに決めた。
そして・・・私は砂漠の真ん中に埋められた。
そのとき偶然風影さま(今は亡き先代様)が通り私を助け砂隠れにおいてくれた。
「ずっと一緒だからね♪」
「約束だぞ・・・うん」
「ね〜デイダラなんか賭けようよー!」
「いいぞ・・・うん」
「じゃぁなに賭ける??」
「命を賭けるのはどうだ?うん?」
「了解!でもなんだかデイダラとずっと一緒だと思うとなんかくすぐったいや」
「クク・・・」
私がデイダラの噂を聞いたのは砂に行ってから半年後だった。
その噂は・・・・・・
デイダラが里で大量殺人を行いSランクの重罪人になったとのことだった・・・
「デイダラっ!大好きっ!!」
「オイラもだな・・・うん」
「あたし岩隠れも好きだけどデイダラはもっと好き!!」
「クク・・・・・・・・・オイラが死ぬのと里が滅ぶのどっちがいい・・・うん?」
「デイダラが死ぬほうがいやだよ・・・」
私は岩隠れとデイダラならデイダラを選ぶ。
だけど
私を救ってくれた先代様やご子息となら・・・
我愛羅様を選ぶ。
我愛羅様に抱く思いは
尊敬・忠誠・敬愛
岩隠れに抱く思いは
果て無き恨み・怒り・憎悪
デイダラ・・・あなたに抱く思いは・・・・・・・・・
愛にも似た美しい殺意。
あの日の愛はもう無くなってしまった。
あの日の私たちは消えてしまった
けれど・・・あなた一人で死なせはしない。
私も一緒に死ぬ。
私はデイダラを殺す
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