があ君たちとのイチャイチャライフを始めて2週間がたった



テマリとデートしたりがあ君のお風呂を覗いたり(覗こうとしただけなのに恥ずかしがって3日も口をきいてくれなかった)カンクロウと傀儡ショップに行ったりと楽しかった



そして今。私はこっそり里を抜け出して走っている

理由は簡単。テマリ萌え写真集を編集・・・するためではなく、ただ月の写真を撮ろうと思いついただけだ





その日の月は恐ろしいほど紅い月だった



空からの贈り物











「ふぅー。いい写真が撮れちゃったよー!やっぱあたしってば天才ー!芸術的ー!!」

「なにが芸術的なんだ・・・うん?」

「デイダラ、なんかあったか?」



美少年キタ―――!!



な、なんだこの美少年・・・・!!

一人は片目に機械をつけた美少年。

もう一人は少し癖毛(絶対髪質はやわらかいに違いない)の美少年!!



「美少年だ・・・!かっこいいー!!」

「「は?」」

「いやいや!本当にあたしって恵まれてるな!!もしかしたら美少年の星の下に生まれたのかも・・・!!ここは美少年たちに襲ってもらうのと美少年を襲うのとどっちがいいかな・・・!!それともお嫁さんになってもらう方がいいかな・・・?さぁどっちがいいかい!?美少年A!!」

「うん?オイラか?」

「そうだよ!美少年A!!ちょっと生意気そうなところも魅力だね!!」

「おい。デイダラ・・・」

「目立つことは避けろって言われてるだろ?・・・旦那。面白いやつだしな・・・うん」

「旦那!?び、美少年たちはもう既にデきちゃってたのか・・・!!あぁ!!その場合あたしはどうするべきかな!?二人を暖かく見守るか仲ぶち壊すか・・・どうすれば・・・!!」

「うん?オイラと旦那は別になんもねーな・・・うん」

「お前は誰だ?」

「私?私は・・・プリンセスランキングぶっちぎり第一位の姫よ!って呼んでもいいよ♪」

「クク・・・おもしれぇ奴だな・・・うん」

「てゆうか。普通は人の名前聞く前に名乗るのが常識でしょ!美少年」

「それもそうだな・・・オイラはデイダラだ・・・あっちのはサソリの旦那だ・・・うん」

「ふーん・・・王子様とご主人様ね。」

「「ちげぇよ」」

「コレ・・・王子様が作ったの?」

「うん?お前オイラの芸術がわかんのか・・・見る眼あるな・・うん」



あたしが指さしたのは・・・粘土みたいなのでできた蜘蛛

蜘蛛・・・極悪盗賊集団幻影旅団を思い出した。

別に蜘蛛に恨みがあるわけじゃない。ちょっとだけ蜘蛛とは仲がよかった

マチやパクノダたち・・・どうしてるかな



「どうしたんだ・・・うん?」

「いやぁ。あんまりにも美少年が綺麗で見惚れちゃった」

「オイラの顔は地面にあんのかい?」

「細かいことは気にしないでよー」

「ふん。そんなものは芸術じゃねぇ。」

「ご主人様も芸術家かー!いいねー!萌えポイントUP!」

「傀儡師なだけだ」

「傀儡・・・?あぁ。仕込みカラクリだよねー!アレは面白い!!思いもよらないところから色々出てくるんだもん!」

「ほぅ・・・お前傀儡が分かんのか」

「おうよ!!」

「お前面白いな・・ちょっと話すぞ・・うん」













「あっ・・もう朝じゃん!があ君に朝のチューをしにいかないと・・・」

「うん?帰んのか・・・うん?」

「そうだねー!」



「じゃぁオイラからいいものやるよ・・・うん」

「ん?ちょーだい??」



チュッ



唇に触れる暖かい感触。

頭に回った手・・・・・

唇に触れる暖かい感触・・・キス?



ギャァアアアアアアァアア!!!!・・・なにしてくれんのよー!!サラバだ!美少年!!」



あたしはそう言い残すと走り去った。





「た、ただいま・・・」

「?なんかあったのか?」

「があ君おはよう・・・ちょっと心臓に過剰負担がかかっただけよ・・・」

「??・・・ならいいが、明日木の葉に届け物があるから準備しておけ」

「木の葉?どこよ?ソレ?」

「行ったらわかる」

「ふーん。それよりがあ君!おはようのキス!!」

「な、なにゆうんだ!!絶対そんなことしないからな!!っ///」



やっぱがあ君は可愛いな・・・!!
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