の弱さは、優しさゆえの弱さだった。

相手の痛みや苦しみを思う弱さだった。



黄泉の国のアリス2.5章



は私と少し年の離れた妹だ。

そして。私のよき理解者だった。



緋真と結婚したときも一族中が反対していた。がは別だった。



「兄様。緋真様を幸せにする自信はおありですか。」

「何が言いたい」

「質問しているのは私です。」

「緋真は私が幸せにしたい」

「そうですか・・・・。ならば私も兄様の結婚には賛成です。兄様の結婚に助力しましょう」





「白哉殿。朽木の名を辱めるおつもりですか?」

「当主はもっと器の深さが必要かと」

「反対です。流魂街のものなど・・・」

「皆様。当主は兄等ではなく白哉兄様です。朽木直系の血を継ぐ私と兄様の決めたこと。口をはさまないでいただきたい」

そして緋真との結婚は決まった。

は他の家の者とは違い緋真を非難も差別もしなかった。

そして緋真を家の者から庇うがために非難はに集中した



・・・・・・すまぬ」

「兄様。私と兄様は兄弟です。兄様の奥方である緋真さんもまた兄弟。庇うのは当然のこと」





はどこへ消えた??





とは数えるほどしかあったことはない。



・・・副隊長の恋次だ。」

「阿散井恋次です」

「お初におめにかかります。朽木です。」

初めて会ったときから惹かれていた。

やわらかい物腰に甘い声。

すべてに惹かれていた

様は死神には?」

でけっこうです。恋次殿。私は・・・死神には向いていないので・・・」

「あ、恋次でいいです。そうなんすか。タイヤキは好きですか??」

「大好きです。恋次は・・・恋次とよばせていただきますね。タイヤキはどこから食べますか?」

「俺はあたまだな!は?」

「私はおなかです。」

「腹!?」

といるのは楽しかったし退屈しなかった。



そして。しばらく会わないうちに行方不明になっていた
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